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組織マネジメントの必須スキルとは?研修セミナーで体得必須

知識の泉  2019年05月3日

組織マネジメントの重要性は知っているが、いざ実行したくてもできないというのは、良く耳にする相談内容です。確かに、定量的に図れる内容ではありませんが、スキルと言われるものが存在します。そのスキルを活用することで、マネジメント力をより早く成熟させ、組織に浸透させることを可能とします。今回は、主にそのスキル、その学び方についてご紹介していきます。

組織マネジメントに必要なスキル

組織マネジメントを行うためには、どんなスキルが必要になるのかご紹介します。

目標に関するスキル
人に関するスキル
リスク回避スキル

組織マネジメントを行うために、必要なスキルは大きく分けて上記の3つになります。会社全体を今まで以上に、効率よく機能させ、成果を出すために必要なスキルです。詳しくご紹介していきます。

目標に関するスキル

組織マネジメントを行う上で、スタートとゴールになる目標は必要不可欠です。
そんな目標に関するスキルについてご紹介します。

目標設定力
目標計画力
目標管理 / 推進力

まずは、何を目標に組織マネジメントを行うのかを明らかにしなければなりません。
目標を設定する事で、組織マネジメントの出発点となり、達成する事でゴールになるからです。
その為には、どんな計画が必要で、実行する際にどんな事が想定されるかを、具体的にします。
そして、計画を実行しその間に起こるトラブルなど全てを管理するスキルです。

目標設定力

組織マネジメントの目標を設定し、目標達成にむけ、社内ではどんな動きをしたらいいのか、部署や部門ごとにさらに細かく目標を決めます。
達成が明らかに難しい、現状から見ると高望みすぎる目標は、社員のやる気を削いでしまう可能性があります。
組織全体で、みんなの士気の上がるような目標設定ができる力が必要です。1番は、普通にやっていては達成できない、負荷をかけると達成できる目標設定ですね。これは、メンバーである社員の力を把握しているからこそできるレベルです。
目標計画力
目標や達成するための行動を細分化し、その時々でやるべきことを明確にします。
そうする事で、どの層の社員も目標に向けて行動がしやすくなり、ロスタイムや、計画倒れが少なくなります。
細かい計画が、目標に向けて1つずつ実行されミスが減る事で、全体のモチベーションも向上されるという事です。
設定した目標を達成するために、必要な綿密な計画を立てる力です。常にスケジュール通り(オンスケ)で進行しているか把握する管理職の能力も試されます。

目標管理 / 推進力
立てた目標のためには、計画を実行し経過を管理する必要があります。
しかし、計画を実行するのは経営陣の下に属している社員たちです。目標管理・推進にNGなのが、強引な目標の押し付けです。
部署ごとの目標をそこの社員個人の目標としてもらえるような、設定・計画をし、組織マネジメントをやらされているではなく、参加している・貢献しているという、意識を持ってもらえるように、目標管理・推進ができるスキルが必要です。

人に関するスキル
目標設定、計画が整ってから、それらを実行してくれるのは、社員のみなさんです。
彼らが計画に忠実に動いてもらえるような人員の配置や、有効な人材を伸ばすスキルが必要です。

人材マネジメント力
コミュニケーション力
人材評価力

目標達成の為には、必要な人員を適所に配置する事が求められ、社内中の人を動かす力が必要です。
経営陣の下についている部下たちが、「どれだけの働きをしているのか?」、「どんな教育体制を整えれば、今以上に組織にとって有益な人材に育つのか?」、
「能力に合った場所に配置されているのか?」、「もっとその能力を発揮できる場所があるのでは?」このように社員本人が、気づいていない潜在能力を引き出し成長させ、目標に向かって計画を実行している社員を労い、評価しモチベーションを向上させる、そして良い状態を維持していく管理スキルが、組織マネジメントを行う経営者には必要です。

人材マネジメント力
社員のモチベーションを高め、維持する事で社内の雰囲気が良い状態に保たれます。
社員個人の強みや能力を把握し、それを最大限に発揮してもらえるようにする事が、組織マネジメントの人材管理に求められます。
社員の発案や発言を聞き、褒める・感謝をする、時には叱るなどをしながら、チームワークを築き、結果が出たときには正当な評価をし、やる気を削がないことが必要です。

コミュニケーション力
コミュニケーションスキルは、経営者だけでなく、管理職などの立場にも重要です。
会社のトップと、部下の間に立つ管理職は、経営者との連携を密にし、その意向を部下に伝えなければなりません。
経営者は管理職に意向を伝え、管理職はその考えを理解し、その為に部下を動かす、この流れには必ずコミュニケーションが必要です。
そしてコミュニケーションには、信頼関係が大きく影響してきます。
個人の好き嫌いで、正当な評価を行わなかったり、依怙贔屓をする、自分の利益になる事しか認めない、自分は何もしない、などの行動は、
信頼関係を築くどころか、損なわれてしまいます。コミュニケーション力とは、常に模範となるようモラルを守って行動し、周囲との関係を円滑にできるスキルになります。

人材評価力
人材を正しく評価することで、組織に有益をもたらすことができます。
個人的な主観や感想を、一切排除して考える事が必要です。その社員の勤務態度から、持っている能力、貢献実績を、正当評価しなければなりません。
求められるのは、公正や客観的な見方に基づく人材評価です。この組織は自分を正しく評価し、功績を称えてくれる会社なんだ、もっと貢献したいと思わせられる、「押さえつけない」人材評価スキルが大切です。
リスク回避スキル
目標設定に沿って計画を立てる際に、必ず想定しなければならないのが、それを実行する際に起こりえる不測の事態やリスクをどう回避するかです。
計画を実行する時に、どんなリスクが起こり可能性があるのか、そしてそのリスクを起こさない為には何が必要か、などを、先を見通し、備えておくスキルが必要です。

組織マネジメントで解決可能なもの

具体的に、組織マネジメントを行う事で解決が可能なのは、
どんな部分なのでしょうか?

組織全体のマネジメント力の向上
多様化する労働環境にも対応
個々に合ったマネジメントの実現
管理職の負担を軽減

詳しくご紹介します。

組織全体のマネジメント力の向上

組織マネジメントを行う事で、組織全体のマネジメント力の向上が見込めます。
組織が大きな成果を挙げる為には、経営者だけでなくその下につく全ての社員の管理能力の向上が必要になります。
経営者が管理職へ、管理職がさらにその部下に、的確なマネジメントをする事で、「人を通して」組織の成果を収める事ができるのです。

多様化する労働環境にも対応
近年、労働環境は多様に変化しています。
例えば、リモートワークや、フレックス制度などです。場所や捕らわれずに、自分のスキルを最大限に発揮できる方法で、仕事をする事で効率化を図れるというものです。昔ながらの会社では、社風などスタイルが固定され、出勤時間がきっちり決められ、その間はひたすらデスクにむかうなどの、労働環境が当たり前になっています。しかし、その個人に合った集中できる時間帯に3時間作業をするだけで、1日の仕事をこなせてしまうという場合もあると考えると、出勤日数や出勤時間にこだわるのは、非効率の可能性があり組織マネジメントによって、経営者が働き手に合わせるという対応が必要と判断し、改善できるという事です。

個々に合ったマネジメントの実現
組織マネジメントでは、社員個人に合ったマネジメントが実現可能になります。
ソフトの4Sにある、スタッフの部分では、社員個人の能力の把握が必要になります。そこで、持っている能力が配置されている場所に合っているのか、
実力が発揮できているか、さらにその能力を伸ばすにはどんなサポートが必要か、個々に合わせたマネジメントができるようになり、組織に有益な人材を育てる事ができるのです。

管理職の負担を軽減
経営者と、部下に挟まれている管理職の負担は大きいものです。
組織マネジメントを行う事で、人材の育成や、モチベーションの向上、正当な評価による不満が減り、業務が円滑に進む、などの効果が期待できます。人材がマネジメントされ、有益な能力を持つ社員が増える事で、組織が成果を出し、管理職を悩ませる負担が減る事が期待できます。

経営に必要な組織マネジメントの「おすすめの学び方」

本を読む
研修やセミナーを受講する

ネット社会の今、組織マネジメントについての情報は、簡単にネット検索できます。しかし、組織マネジメントを本気で考えるならば、おすすめの学び方は、
組織マネジメントについて書かれた専門書を読む事、研修やセミナーを受ける事です。というのも、マネジメント能力は数値で判断できるものでもなく、もちろんマネジメント能力が成長したのかも定量ではなく定性的に判断せざるおえないためです。そのため、その定性面を判断できる人材が周りにいないと必然的に当事者は方向性を見失いがちになるのです。
だからこそ、

「本」では向かうゴールを明確に
「研修、セミナー」ではゴールが合っているのか、成長しているのかの教えを乞いたり、評価してもらう

この2段階で学ぶことをおすすめします。
どちらも、組織マネジメントを専門にしている方の考え方から学ぶ事ができ、組織マネジメントについての全てを効率よく知る事ができます。

本を読む
組織マネジメントについて書かれている、3つの本についてご紹介します。

短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント(著:石田 淳)
行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論(著:舞田 竜宣)
無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論(著:海老原 嗣生)

短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント(著:石田 淳)

こちらは、行動科学の観点から人間の行動原則をビジネス応用する、という本になります。
アメリカで実績のある心理学「応用行動分析」が基準になっており、科学的に予測ができるマネジメントを実現するという、理論と実践を学べます。長年の経験などが無い場合でも、行動分析を行う事で実現可能なマネジメントになります。実績を残した社員をそのタイミングで、評価することで、次の成果に繋がる行動を、起こしやすくなるというような、行動科学マネジメントを学べる一冊です。

行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論(著:舞田 竜宣)
組織に所属する、各々が快活に働く事ができれば、競合他社に負けない力が付いていくとされます。理想的な組織を作るためにも、行動分析学マネジメントが必要となります。行動分析学に深いかかわりがある組織マネジメントの在り方について、基礎的な部分からビジネスへの応用までを専門家が実例を元に解説している一冊です。

無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論(著:海老原 嗣生)
組織マネジメントの基礎理論と実践法をまとめて解説した本になります。
組織のトップだけでなく、課長レベルから取り入れる事のできる、部下への教育指導から、経営者に必要な組織の構築についてまでが理解できます。初めて部下を持つ立場になった時、組織の仕組みを変えたいと思った時など、様々な立場でその時に必要なマネジメント基礎理論が何かを考えられる一冊です。

研修やセミナーを受ける

研修名
管理職が学ぶモチベーション・マネジメント研修
JMAマネジメントスクール
組織内で重要なモチベーションの高め方やその維持について
62,000円

研修名
教育・研修組織マネジメント 公開講座
ANAビジネスソリューション
ANAグループの取り組みを元に、歴史ある人材教育のノウハウから組織マネジメントのコミュニケーションを学ぶ
27,000円

研修名
進化する組織・マネジメントと『個を生かす』人事制度
リクルートマネジメントソリューションズ
注目すべき人事制度や進化型組織のマネジメントから学ぶ
無料

JMAマネジメントスクール

ANAビジネスソリューション
リクルートマネジメントソリューションズ
JMAマネジメントスクール

若手からシニアまで、組織内のモチベーション低下がもたらす影響
モチベーションの重要性、実際の高め方、マネジメント手法について
演習での気付ける部分が多く、すぐに実践可能
組織で働き貢献するために、重要なのが「そうしたい」と思えるモチベーションです。
これは新入社員から年配の社員を問わず言える事。モチベーションの低下は、業務に支障が出たり、士気が低下し結果的に成果が出なかったりと、悪循環に陥ります。管理職が学ぶモチベーション・マネジメント研修では、モチベーションの高め方、それを用いたマネジメント手法が学べます。
演習も取り入れられていて、その場での発見や確認がすぐに実践に利用できます。

ANAビジネスソリューション

組織におけるコミュニケーションの重要性について
チームワークを高め、組織力を高め成果を出す方法
組織内の全員が同じ目標に向かって行動する必要性

ANAビジネスソリューションの成長と共に、培ってきた人材教育のノウハウを、組織マネジメント研修で受講することができます。
経営者でも社員でも、1人だけでは組織の目標を達成する事は難しいです。様々な人が集まってできる組織だからこそ、お互いが能力を合わせて、
その目標を成し遂げる事ができるのです。その為には、信頼関係を築くコミュニケーションが大切になります。
ここでは、人との関わり方や組織の活性化のためのANAグループの取り組み、課題解決手法を元にしたセミナーが受ける事ができます。

リクルートマネジメントソリューションズ

戦略人事、働き方改革で生み出された注目すべき人事制度とは
年次効果が社員の成長にきちんと効果を与えているのか
評価マネジメントの改革を行い、常識を改める

進化型組織のマネジメント、戦略人事から学ぶ事ができます。
組織マネジメントによる、戦略やビジョンの実現にむけてすべき事、社員の能力をどう活かしていくのかなど、古い考え、社風を打ち砕き、働き方の改革方法()()(温故知新と云えます)を、実際の例を元に紹介していくセミナーです。

組織マネジメントのよくある質問

組織マネジメントを始めるにあたり、よくある質問が2つあります。

組織マネジメントに資格は必要?
組織マネジメントするのに、特別な資格は必要ありません。
しかし、持っている事で組織マネジメントの役に立つ資格は複数存在します。ですが、経営者や管理職になる為には、資格だけではなくトップに立つ素質や人間性が重要になります。

組織マネジメントとリーダーシップの違いは?
リーダーシップとは、素質や能力よりも努力によって身につくものです。
現場に近いところで、目標にむかって、部下に的確な指示を出し、チームや部署を引っ張っていく存在です。マネジメントとは、権限を行使し決まりや制度を使用しながら、時には命令として指示を出し、その部署や部下が目標に向かって、最大限の結果を出せるように管理する立場にいる者を指します。マネージャーがリーダーとして、活躍している場合もあります。

組織マネジメントスキルのまとめ

スキルには3種類存在し、その中にもさらにジャンル分けできる
マネジメントにより、定性そして定量的に成果UPを図れる
マネジメントは、学べる

結論、組織マネジメントは「様々なカテゴリー」に分断し、学ぶことができるスキルといえます。それぞれに特徴があり、「数値の結果」、「対人での結果」、「スキル回避での結果」など、求める順序によって、学ぶ方法は異なることが今回で把握できたかと思います。実際に、独学でやるよりもマネジメントはあくまで人がいて初めて効果・意味を発揮する事象です。そのため、「本で先人の知識を」、「セミナーで実践やフィードバックを」それぞれ構造化して学ぶことによって、スピード感のあるマネジメント能力向上を実現できると言えるでしょう。